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8月がくるたびに

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この本についても以前、同じことを書きましたが。

「ふたりのイーダ」で広島の原爆のことを知り
では長崎ではどうだったのか、と手に取った本が
「8月がくるたびに」でした。
この本は、1971年の課題図書でもありました。
子どものころの私は
読書は好きでしたが、課題図書は苦手でした。
大人から「これを読め」と強要されているような気持ちになるのが嫌でしたし
課題図書で読書感想文を書く同級生がほとんどだったため
なんとなく、書きづらかった、と言いますか・・・
それでも何故だか、この本を読まなければ、と思ってしまったのです。

私が読んだ初版は一度絶版になり
現在は装丁や挿絵などガラリと変わったものが出版されているようです。
私が読んだ初版は、それはもう、オソロシイの一言に尽きました。
イラストを担当されたのは「ゲージツ家のくまさん」こと篠原勝之センセイだった、と
最近になって知りました。
本の内容もさることながら、この挿絵がリアルで、とても怖かったのです。

小学生が対象の課題図書の挿絵が
頭蓋骨が山積みになった写真だったり・・・でも今にして思えば
本当に怖かったのは挿絵ではなく
淡々と書かれた9月9日の出来事だったのでした。

ノーモア ヒロシマ。
ノーモア ナガサキ。
安らかにお眠りください、あやまちはくりかえしませぬから。
この誓いが忘れ去られてしまわないように。
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ふたりのイーダ

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以前にも同じことを書きましたが。

小学校の夏休みにこの本と出合いました。
かつて日本に戦争があって
8月6日、広島に原爆が落とされたことを知りました。
戦争を知らない子どもだった私だけれど
それがどんなに悲しくて苦しくて痛ましいことだったか
想像することはできました。

戦争や核兵器は世の中にあってはならないものです。
どんな理由があっても、それは正義にはなり得ない。
どこかのイカレた政治家が
戦争で死にたくないのは利己的な考え、というようなことを呟いて
問題になっていますが
死にたくないと思うことも
大事な人を戦地に送りたくない、死なせたくない、殺させたくないと思うことも
今更言うまでもなく、至極当たり前のこと。

この本は児童文学だけれど
大人にこそ読んでほしい一冊です。
原爆投下から70回目の夏がやってきました。

「きみはいい子」

半休日の午後
その後の予定の時間調整のため
久々に本屋に入りました。

このところ、読むものといったら
研究誌や関連団体の会報、
講演通訳等の参考資料として読む本ぐらいで
読書らしい読書って、しばらくしていないような。

店内をぶらぶらとしているうちに
裏の稼業に関係のない
「読み物」としての本が読みたくなりました。
久しぶりに大好きな、畠中恵のしゃばけシリーズを読もうかな、と思ったけれど
店内に平積みしてあったこちらの本に手が伸びてしまいました。

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早速読みはじめましたが、良いですなー。
そう言えば、読みかけで放置してある本も2冊ばかりあるし
順次読み進めていくとしましょう。

「読書をするまとまった時間がない」というのは
正直なところですが
時間は、空くのを待っているのではなく
作るものですものね。

8月のおすすめ

私たち日本人は
8月という月にはきちんと襟を正し
我が国の歴史と今後について
考えるべきだと思うのです。

というわけで、
まっくろくろすけおすすめの8月の本です。

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そしておすすめのDVD。

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チョイスがベタでスミマセン。

戦争とは全く関係のないこの本もおススメです。

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真夏に読むスズキコージ氏の絵本は
たまりませんな。

トワイライト・ゾーン

四半世紀以上も前のオハナシです。

「トワイライト・ゾーン」というオムニバス映画がありました。
タモリ氏がストーリーテラーを務める「世にも奇妙な物語」は
この作品がベースになっているように思うのですが
それはもう面白いお話でした。
たしかスピルバーグ監督も製作に関わっていたと記憶しています。

ヒッチハイカーを乗せ
夜のハイウェイを走る車の中で
「あの話は怖かった!」なんて話をしているのですが
ヒッチハイカーが
「もっと怖い思いをさせてやろうか?」と言った途端
世にも恐ろしい姿に変貌し…
というプロローグから始まって
最終話では
あまりの恐怖体験に錯乱状態に陥った主人公が
救急車で搬送される途中
「よっぽど怖い思いをしたんだねぇ」
「それじゃあもっと怖い思いをさせてやろうか?」
と振り向いた運転手の顔が
プロローグのヒッチハイカーの顔で…

イヤー 何それヤメテ― な
恐ろしい余韻を残すお話でした。

ストーリーもさることながら
テーマ曲がすごく良くて
少しハマったりもしたのです。

さっきラジオでそのアーティストの歌声を久々に聴いて
酷く懐かしい気分になりました。
サントリーのCMソングを歌ったこともあるので
耳にした記憶のある人も少なくないと思うのですが。

マンハッタントランスファー。
やっぱ いいわぁ。



ダーク・シャドウ

先日、ジョニー・デップが来日した際
「この映画面白そう!見に行きたい」とカンちゃんが言っていた
「ダーク・シャドウ」をふたりで見てきました。

水曜日はレディースデー。
ひとり1000円で見られるのです。
レイトショーならお仕事が終わった後でも十分間に合うし。

チケットは各自で購入。
ポップコーンと飲み物はおごってあげたけど。

結婚前にもてあそんで捨てた召使い(実は魔女)の呪いで
ヴァンパイアにされ、200年も生き埋めにされていたジョニー・デップが
1970年代によみがえり、
没落した一族の再興に手を貸しながら
一族を苦しめ続けてきた魔女と対峙する、というオハナシでした。

2時間の映画なのに詰め込み過ぎでしょ、って感じで
何となく消化不良な感じがしたのですが
これ、テレビドラマのリメイク版だったのね。
なにゆえ設定が現代じゃないワケ?とも思っていたけど
納得。

呪いは愛の裏返し。
魔女はジョニー・デップに愛されたかったのね。
だけど「それは所有であって愛ではない」って否定されちゃう。
「愛とは決して後悔しないこと」(ある愛の詩より)
愛すれば独占したいと思うのは当たり前だと思うのだけど
難しいね。

それにしても
ジョニー・デップはゴシック・ホラーがハマりますな。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」が代表作のように言われておりますが
私はそれよりもっと前の
「シザー・ハンズ」のデップさんが好き。
山の上の古いお城に住む、ハサミの手を持つやさしい人造人間。
これぞジョニー・デップ、って感じで。

しかしデップさん
白塗りで目の下にクマ、なメイクのお仕事は
これぐらいにしておきませんか。

映画館で映画を見るなんて何年振りでしょう。
とても楽しかったです。
アパートから映画館まですぐ近くだし(徒歩でも20分)
また割引のある日に見に行こうかな。

少年ドラマシリーズ

「怪人オヨヨ」「タイム・トラベラー」について少し書きましたが
これらのドラマは私が小学4年ごろから中学1年ごろまで見ていた
NHKの「少年ドラマシリーズ」で放送されていました。

「怪人オヨヨ」は小林信彦の「怪人オヨヨ大統領」シリーズを
「タイム・トラベラー」は筒井康隆の「時をかける少女」を基に作られた
原作とはかなりかけ離れたお話でした。
ドラマがとてもおもしろかったので、あとで原作を読んだりしたのですが
どちらも本当に面白かった。
眉村卓の「まぼろしのペンフレンド」や
新田次郎の「つぶやき岩の秘密」(←この辺はかなりうろ覚え)も。

特に好きだったのは「タイム・トラベラー」。
ラベンダーの香りをかぐと時間を移動する、と言う部分は
「時をかける少女」そのものなのですが
主人公の女の子がタイムトラベルの能力を持つきっかけとなった
未来の少年「ケン・ソゴル」と時間を移動しつつも
過去や未来で起きる出来事には干渉できないことから
目の前で起きている出来事を見ていることしかできないジレンマだとか
今のようにCGの技術が進んでおらず
いわゆる「特撮」の部分がまた良かったのです。

この「少年ドラマシリーズ」では
筒井康隆の「家族八景」を基にした七瀬シリーズもドラマ化されていたのですが
残念ながらこれは放送を見た記憶がありません。
ただ、「家族八景」というタイトルだけは印象に残っていて
中学の時に「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」の3部作を読み
結局それが心理学を学ぶきっかけになったのですが。
(「七瀬ふたたび」はSF色が強く、「エディプスの恋人」に至っては
中学生が読むには理解不能、という感じでしたけどね)

話が脱線しますが
筒井康隆の作品も一時期ずいぶん読みました。
うら若き乙女にはエログロ過ぎてお腹いっぱいな感じ。
「農協月へ行く」あたりはナンセンスすぎて笑っちゃったけど。
小松左京の「日本沈没」のパロディである「日本以外全部沈没」も
筒井康隆の作品ですが
小松左京の許可を得て執筆し、賞までとってしまったあたり
SF作家の懐の広さも、筒井康隆の力量にも
さすがだなぁ、と思ってしまうのです。

最近のTVドラマには「少年ドラマシリーズ」のように
小中学生がワクワクドキドキしながら見る番組が
無くなってしまったように思います。
作り手の熱意や遊び心が伝わってくるような番組を
また作って欲しいものだと思います。

記憶が定かでないお年頃です

昨日、焦って乗ったバスの車内で
何故だかショパンのノクターンが聞こえてきました。
車内アナウンスの繋ぎだったみたい。

クリスマスとノクターンでふと思い出したのが
「クリスマス・ツリー」という古い映画です。
小学生のころに見た映画なので細部は覚えていないのですが
小さい頃に母を亡くし、父と二人暮らしの男の子が
(父には恋人がいて、父の友人もなにかと世話を焼いてくれる)
事故に巻き込まれて白血病になってしまう、という映画です。

子どもが長く生きられないことを知った父親は
子どもの欲しがるものを何でも与えようとします。
「オオカミが欲しい」と言われて
動物園から番のオオカミを盗んでしまうほどに。
(無理無理!すぐに見つかっちゃうよ!って子ども心にハラハラしました)
クリスマスの日、父は恋人とプレゼントを買いに外出するのですが
家に戻ってみると大きなクリスマスツリーの下で
男の子はもう息絶えいていて
オオカミたちが空に向かっていつまでも悲しげに鳴いている、
という切ないラストシーンを今でも覚えています。

そのラストシーンでかかっていたのがショパンのノクターンだった、と思っていたのですが。

えーと。

父と息子がふたりでピアノに向かって弾くんだよね?
父はピアニストで、不治の病にかかりピアノが弾けなくなって…って
ありゃりゃ、これは違う映画じゃん!

ノクターンが使われていた映画は「愛情物語」でした。
「クリスマス・ツリー」でかかっていたのは
「禁じられた遊び」と同じく「愛のロマンス」。

どうも最近記憶の混濁が激しくて困ります。

マディソン郡の橋

「マンマ・ミーア!」でメリル・ストリープを見たら
続けて見たくなって借りてきてしまいました。
メリル・ストリープの出ている作品って
「クレイマー、クレイマー」や「永遠に美しく...」「ソフィーの選択」など
シリアスなもの、コメディ、ロマンス、何でもアリですが
今回はこの「マディソン郡の橋」をチョイスしました。

映画は1995年公開。
そのすぐ後に一度だけ見ているのですが
「映画館からオバチャンたちが目を腫らして出てくる」とか
「感動作!」とかの評判の割に
その当時のワタクシは冷めた目で見ていたような気がします。
「結局は不倫よね」とか
「何も知らないダンナさんがかわいそう」とか。

いまから16年前の31歳の私はまだ青かったのね。

たぶん、今の私の年齢は
この映画の中でメリル・ストリープが演じるフランチェスカと
同じぐらいだと思うのですが
素敵な異性に胸をときめかせたり、恋に落ちたりするのに
年齢は関係ないのだということもわかるようになりました。

フランチェスカの住む田舎町に
幌付きの橋の撮影に来たカメラマン、ロバートの役は
この映画の監督でもあるクリント・イーストウッド。
撮影当時は65歳だったそうで
最初に見た時は「別の役者さんの方が…」と思わないでもなかったけれど
いやいやどうして、渋くてセクシーで
非常に魅力的な男性でございました。
特に、カメラを持つ手がステキ。
(スミマセンつい見てしまうフェチのさが)

たった4日間だったけれど
出会ってしまった
「一生に一度の確かな愛」。
付いて来てほしいロバート。
家族のため、というより
ロバートに付いて行ってしまったら
いつかその愛を無くしてしまうのではないかと
それが怖くて
町に留まることに決めたフランチェスカ。
雨の中の別れのシーンが本当に切なくて泣きました。

人は、4日間の思い出だけを抱いて
生きていけるのでしょうか。
愛し続けられるのでしょうか。

私には無理かも。
想いを伝え合い、温もりを確かめ合って
愛していることを感じるのだと思うから。
「離れていても心は一緒」とかありえない、と思うのは
私が欲張りなのかな。

「私の人生は家族のために尽くしてきました。
死後はこの身体を彼のもとへ」と
ロバートの遺灰が撒かれたあの橋の上から
自分の遺灰も撒いてほしい、と遺言に残すフランチェスカ。
死んでからようやく一緒になれるだなんて
切なすぎる…しくしく。

そういえば最初にこの映画を見た時
「遺体を火葬にするだなんて!」と反発する子どもたちに
カルチャーショックを受けました。
現代の日本じゃ火葬は当たり前なんだけど
アメリカじゃ土葬でしたっけね。
文化の違いって、こういうことなのね。

「良い映画」(本もそうですが)っていうのは
何度でも見たくなる映画で
そして見るたびに感じ方が違う
(たとえば見る年齢とか、その時々の状況で)
映画だと思うのです。
そういう意味では、この映画は◎。


メリル・ストリープつながりで
この次は「いつか眠りにつく前に」を借りてこようかな♪

マンマ・ミーア!

タモリさんほどではありませんが
ミュージカルは苦手です。
それでも中身が良ければハマっちゃうんですけどね。
「雨に唄えば」とかはミュージカルですが、好きな映画です。

この「マンマ・ミーア!」もミュージカルということで
ちょっと敬遠していたのですが
ABBAの音楽にメリル・ストリープ主演ときたら
やっぱり我慢ができませんでした。

メリル・ストリープって不思議な女優さんだと思うのです。
「マディソン郡の橋」の時も
最初はあか抜けないオバサンだったのに
クリント・イーストウッドとの
たった4日間の、だけど永遠の愛を知った後は
哀しいほど美しく感じました。

だからこそ、
この映画はミュージカルじゃない方が良かったかな、と。
ミュージカルの舞台がベースだから、切り離せないのでしょうけど
メリル・ストリープ以外でやって欲しかったかも。
正直、このキャスティングはもったいない。
だってどう見たって、メインはABBAなんだもの。

You can dance, you can jive
having the time of your life~♪ とか

Chiquitita, you and I cry~♪ とか

ティーンエイジャーの頃によく聴きました。
今改めて聴いても、ちっとも古くなくてやっぱりいいな~。



さまよう刃

卵が先か、鶏が先か。
永遠に解けない謎でございましょう。

では。
小説が先か、映画が先か…?

ベストセラー小説をもとに映画化されるもの。
映画やドラマが話題になってノベライズされるもの。

私の場合、どちらかと言えば本が先かな。
でも、ノベライズ本は好きじゃない。
要するに「原作」がいいということ。
(当たり前ですが)
原作を読んだ後で映像を見ると
キャスティングに納得がいかなかったり
イメージしていた映像と違ったりして
違和感が残ってしまうこともあるけど
映像を先に見てしまうと
文字から自分なりのイメージを作れないことの方が嫌。
ノベライズ本は何となく、薄っぺらな感じがするし。

最近、レンタルDVD屋さんに行くたび
借りようか、どうしようか悩んでいた作品が
「さまよう刃」。
何しろ、暗くて重いことでは定評のある(?)
東野圭吾作品ですから、
迂闊にDVDなんか先に見た日には…ぶるぶる。

少し前に見た「手紙」はさほどではなかったけど
やっぱり暗かったしねぇ。

棚の前でうんうん悩みながら、結局借りないまま
図書館で本を借りてきてしまいました。
で、電車の移動中とか、寝る前にちょっと、とか
読み進めていたのですが。

ページをめくる手が重いのなんの。
早読み(ななめ読みともいう)で有名な私が
こんなに時間をかけてしまうなんて。

少年犯罪で一人娘を殺された(強姦致死ね)父親が
犯人に復讐を企てる、というお話なんですが
少年たちの犯罪のシーンとか残虐すぎて
途中で何度読むのをやめようと思ったことか。
逃亡する少年を追う父親の姿に
「早く彼を止めてやって」と「復讐を遂げさせてやって」の気持ちが
自分の中でもぐちゃぐちゃになっていくし
読み終わると
心の底に澱のようなものが溜まってしまう一冊でした。

これを映像で見たら、もっと辛いだろうな…。

やっぱり、本を先に読んで良かったです。

東野圭吾作品の「探偵ガリレオ」は結構好きなんですけどね。
「白夜行」はまだ手が出せずにいます。
つぶれそうで怖いんだもの。

ひまわり

いつも行くレンタルDVDのY屋には置いてなくて
普段は利用しない、ネットレンタルで有名なT屋に行って
新規に会員証まで作って借りてきました。

だって見たかったんだもーん。

この映画は、反戦の映画だと思うのですが
映像が印象的でとても美しいのです。
特に、地上一面に広がるひまわりの畑が。
だけど、このひまわりの下には
戦争で亡くなった多くの人たちが埋められ、眠っているのです。
果てしなく続く白木の粗末な十字架の下にも。

戦争は、愛する人を奪い、幸せな未来を奪うものです。
誰が好き好んで家族や恋人を戦争に送り出すでしょうか。
愛すればこそ、どんなズルい手を使っても
引き留めておきたいと思うのは当然のことだと思うのです。

悲しみの中にも強くたくましく凛として生きるイタリア女性を
ソフィア・ローレンが演じていますが
綺麗な脚、羨ましいほどのダイナマイトバディ、
妖艶で官能的で、でも自堕落な雰囲気は全くなく、美しかった…。

ソフィア・ローレンの夫役のマルチェロ・マストロヤンニも
最初はソフィア・ローレンの肉体に溺れた
ただヤリたいだけ(失礼)の兄さんだったけど
愛し合っているのに別れなければならないラストシーンでは
悲哀に満ちた、セクシーな大人の男性となっていました。

そして、なんといっても音楽が良いのです。

愛し合う二人を引き裂くものは戦争だけではないけれど
とても哀しくて、美しい映画でした。

映画

裏の稼業の活動拠点ともいえる情報センターに向かう途中の
ショッピングセンターは現在改装中、
今年の10月にはリニューアルオープンの予定だそうです。

リニューアル後は東急ハンズが入るだとか
最上階はシネマコンプレックスになるとか耳にして
ワクワクしながらオープンを待っています。

映画は好きですが、もっぱらレンタルDVDです。
わが町の駅前の複合ビルにも小規模なシネコンはあるのですが
何故だかまだ一度も行ったことがありません。
時間がない(合わない)というのが一番の原因かも。
わざわざ足を運んででも見たいと思う映画が
あまりかからないというのもあるし。

若い頃は雑食で、アクションもホラー(スプラッタ系含む)も
何でも見ましたが
今はもっと落ち着いて見られるものの方が好みです。
一番好きなのは、自分の親世代が見た古き良き映画かな。

「ローマの休日」とか
「雨に唄えば」とか
渋いところでは「七人の侍」とか。
昔はこういう古い映画ばかりを上映してくれる映画館があったけど
今はそういうのはもう無くなってしまったのでしょうね。
それこそDVDでコトは足りるのですから。
でも、こういう映画こそスクリーンで見たいのです。
若いころ、名古屋の映画館で「風と共に去りぬ」を見た時は
4時間座りっぱなしでお尻が痛くなったけど
すごく、良かった。

ちなみに
映画はエンドロールまで見る派です。
エンドロールが出た途端席を立つ人は多いけど
私はエンドロールを見ながら余韻に浸っていたい。
(その間に涙を拭いたり鼻をかんだりもしたいし→ロマンの欠片もない)
最近はエンドロールと同時にメイキング映像やNG集を流すものもあるけれど
正直、あれは興ざめです。

今、一番見たいのは
ソフィア・ローレンの「ひまわり」。
これもDVDじゃないと無理だろうな…。

件のショッピングセンターがオープンしたら
オシゴトや研修などの帰りに映画を見に寄ろうかな、と
密かに企んでいます。
早くオープンしないかな。楽しみだな♪

きみに読む物語

べったべたな恋愛モノを見たくなって
借りてきたDVDです。

(ネタバレですからこれから見る気のある人はパスしてくださいな)









とある施設で暮らす老女に
読み聞かせボランティアの老人男性が語る
田舎の製材所で働く青年ノアと
避暑のためやってきたお金持ちのお嬢様アリーの
ひと夏の恋から始まる物語。

ノアの誠実さに心打たれ
そしてアリーの身勝手さに腹を立てながら見ました。

アリーの両親に反対され
引き裂かれるようにして田舎町を去ったアリーに
ノアは1年間毎日手紙を書き続けます。
当然アリーの母に邪魔されて手紙は届かないのだけれど
その間アリーはただ待つだけで何もしない。

やがて第二次世界大戦が勃発、
ノアも徴兵され、戦いの中で大事な親友を亡くしたりするのですが
アリーはボランティアとして働く病院で
お金持ちの坊ちゃんと知り合い、婚約します。

戦争から戻ってきたノアは、廃屋を建て直します。
白い壁、青い雨戸、家の周りにはテラス、そしてアトリエ。
あの夏の日、アリーの語った希望通りに。

その家の事を新聞で知ったアリーは
ノアを訪ねます。
そしてようやく二人は結ばれるのだけど。
…アリーさん、何でもっと早く(せめて婚約する前に)来ないかな。

アリーは婚約者に、ノアとのことを告げます。
「僕には3つの選択肢がある。
ひとつ目は彼を殺す。
ふたつ目は彼を殴る。
そして三つ目は、君たちを許す。
だけどどれを選んでも君は戻ってこないんだね」
…いい人だ、婚約者。男前だし。

という具合に
老人が語って聴かせる物語はハッピーエンド(?)を迎えるのですが。

この老人と老女が、実はノアとアリーなのです。
家庭を築き、子どもと孫に囲まれる二人ですが
アリーは認知症で、もうノアのことをほとんど覚えていません。
ただ、自らが綴ったこの物語を聞き終えた時だけ
物語の主人公が自分たちであることを思い出すのです。
時の流れは残酷です。

「死ぬ時は一緒に逝きたい」と願った通り
ある朝、病室で寄り添ったまま息を引き取ったふたりが発見されます。
ああやっと、ノアはアリーをつかまえることができたのね、と
ひたすら愛し、尽くしてきたノアに涙が出ました。

女はかくも我儘で、男性を振り回すものなのかしらいつの世も、
(私は違いますよ、振り回したことなんて一度も!)
と思いつつ。

ノアとのことを反対され
「本当に彼を愛しているの!」というアリーに母親が言います。
「17歳の娘に本当の愛なんてわからない」と。
この物語の中では、結局これが「本当の愛」だったということに
なるのでしょうけれど。
やっぱりね、わが身を省みて
17歳じゃまだ人を見る目もないし、恋に恋するお年頃なのかも。
中にはちゃんと本当の愛を見つける人もいるのかもしれないけれど、
過去に戻って18の時の自分に
「そのオトコはやめておけ」と忠告したいワタクシでございます。

アイコンタクト

高校、大学と弓道漬けの毎日を送っていました。
何しろ、次の日が試合だったため
成人式にも出ないで一人で黙々と的に向かっていたぐらい。
母親は嘆いていましたが
それはそれで私らしい成人の日の過ごし方だったと
今でも思っています。

学生女子の弓道はその当時
団体戦では三人立(さんにんだち/3人でチームを組む)がほとんど。
先頭から「大前(おおまえ)」「二的(にてき)」「落(おち)」と呼ばれます。
(三人立の場合は二的は「落前(おちまえ)」とも言います)
試合度胸を買われたのか、私はいつも落。
大事な最期の一本を託されることの多い
緊張するポジションでした。

あと一本中ればドロー、という展開で
目の前の落前がきれいに外してくれた挙句
「落、頼む!」と言われた日には
あとで絶対シメてやる、と思ったりして。

母校の大学の弓道部は
男子部は強豪だったけれど
女子部は「出ると負け」の弱小チームでした。
それを
上位リーグとの入れ替え戦まで持ち込んだのは
私たちの代でした。

OGや後輩たちからの期待を背に臨んだ入れ替え戦でしたが
結果は惜敗。

同期たちは
相手校への礼もそこそこに控室に駆け込んで
号泣していました。
だけど私は
力を尽くしてそれでも叶わなかった時は
涙も出ないのだということを知りました。

頭の中には「終わった…」という感情しかありませんでした。
思えばあの時に
私の青春も終わったのかも。

今日、県ろうあ者大会で
「アイコンタクト」という映画を見ました。
2009年台北で開催されたデフリンピック(聴覚障害者のためのオリンピック)に出場した
女子デフサッカーを取材した、ドキュメンタリーです。

予選リーグでイギリス、ロシアと対戦し大敗。
その時は号泣していた彼女たちが
5-6位決定戦でデンマークに僅差で負けた時は
涙は流していても、放心状態でした。

思わず、四半世紀前の自分がよみがえってしまい
ああ、きっと彼女たちは「やりきった」んだな、と思いました。

このデンマーク戦の最後の数分間が
ピッチに立っている彼女たちと同じ状態(無音)で
映し出されていましたが
会場にいるみんなが手を握りしめ、ため息をつき、拍手をし
一体となって見ていました。
こんな経験は滅多にできないな、と感動しました。

この映画、
チィちゃんやカンちゃんの卒業した高校でも
是非見てもらいたいなあ。
どっちの学校にもあるのよね。
女子サッカー部。

プロフィール

まっくろくろすけ

Author:まっくろくろすけ
職業:病院職員、手話通訳
趣味:読書、パズル(特にナンプレ)
性格:真面目で硬そうに見えて
   実はだるだる
   しっかりしていそうで
   どこか抜けている
好きな言葉:
 「微力だけど無力じゃない」
 「過去と他人は変えられない。
  未来と自分は変えられる」
座右の銘:ケセラセラ
   (なるようになる)

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