2005.02.12
老いる親
生前の母との約束を果たすべく
四十九日の法要が終わったら
母の遺骨を持って四国八十八箇所を巡るのだと父。
旅行社でツアーの説明会があると言うので
一緒に出かけてきた。
ツアーの内容、お参りの作法、持ち物の説明など
公認先達の軽妙なお話はとてもわかりやすかった。
おかげで父の参加したいコースも決まり、
何をいくつ準備すればいいのかもよく分かった。
説明会場に行く途中の歩道橋で
父が足をもつれさせて転んでしまった。
幸い怪我もなく、手が汚れたぐらいで済んだが、
こんな父を見るのは初めてだったので
ちょっと愕然としてしまった。
父自身もいささかショックだったようだ。
考えてみたら父も71歳。
立派な老人だ。
そんな当たり前の事を忘れていた。
四十九日の法要が終わったら
母の遺骨を持って四国八十八箇所を巡るのだと父。
旅行社でツアーの説明会があると言うので
一緒に出かけてきた。
ツアーの内容、お参りの作法、持ち物の説明など
公認先達の軽妙なお話はとてもわかりやすかった。
おかげで父の参加したいコースも決まり、
何をいくつ準備すればいいのかもよく分かった。
説明会場に行く途中の歩道橋で
父が足をもつれさせて転んでしまった。
幸い怪我もなく、手が汚れたぐらいで済んだが、
こんな父を見るのは初めてだったので
ちょっと愕然としてしまった。
父自身もいささかショックだったようだ。
考えてみたら父も71歳。
立派な老人だ。
そんな当たり前の事を忘れていた。
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