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原爆の日に思うこと

小学4年の夏、
読書感想文を書くために
「ふたりのイーダ」という本を読みました。
それは、広島の原爆の日にいなくなってしまった
イーダちゃんという女の子を探して
小さな木の椅子(!)がさまよい歩く、というお話でした。

子ども向けの本でしたが
「原爆」というものがどんなに恐ろしく
悲しいものであるか
じわりとしみてくるような1冊でした。

その次の年の夏休みに
私が選んだ本は「八月がくるたびに」という本でした。
これは、長崎に落とされた原爆の本でした。
メルヘンチックなイラストの描かれた「ふたりのイーダ」とは異なり
骸骨の写真がコラージュで使われていたりして
とてもシュールで
胸が痛くなるような本でした。

今にして思えば、この2冊の本が
小学生の私に
「反戦」という意識をもたらしたのだと思います。
その後も小説や映画で何度も
戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさを感じてきましたが
この時ほど衝撃を受けたことはなかったように思います。

私たちは、戦争を知らない世代ですが
文字や映像で
その恐ろしさを感じることは出来ます。
決して目をそらさず、真摯に
平和について考えていかなければならないと思います。

私たちが今、享受している平和は
多くの犠牲の上に成り立っているのだということを。
そして、彼らの遺志を受け継ぎ、守るために
自分が何をすべきかということを。

余談ですが
「八月がくるたびに」のあの恐ろしい挿絵は
バラエティー番組でお馴染みの
クマさんこと篠原勝之氏の書かれたものであると
最近になって知りました。
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プロフィール

まっくろくろすけ

Author:まっくろくろすけ
職業:病院職員、手話通訳
趣味:読書、パズル(特にナンプレ)
性格:真面目で硬そうに見えて
   実はだるだる
   しっかりしていそうで
   どこか抜けている
好きな言葉:
 「微力だけど無力じゃない」
 「過去と他人は変えられない。
  未来と自分は変えられる」
座右の銘:ケセラセラ
   (なるようになる)

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