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きみに読む物語

べったべたな恋愛モノを見たくなって
借りてきたDVDです。

(ネタバレですからこれから見る気のある人はパスしてくださいな)









とある施設で暮らす老女に
読み聞かせボランティアの老人男性が語る
田舎の製材所で働く青年ノアと
避暑のためやってきたお金持ちのお嬢様アリーの
ひと夏の恋から始まる物語。

ノアの誠実さに心打たれ
そしてアリーの身勝手さに腹を立てながら見ました。

アリーの両親に反対され
引き裂かれるようにして田舎町を去ったアリーに
ノアは1年間毎日手紙を書き続けます。
当然アリーの母に邪魔されて手紙は届かないのだけれど
その間アリーはただ待つだけで何もしない。

やがて第二次世界大戦が勃発、
ノアも徴兵され、戦いの中で大事な親友を亡くしたりするのですが
アリーはボランティアとして働く病院で
お金持ちの坊ちゃんと知り合い、婚約します。

戦争から戻ってきたノアは、廃屋を建て直します。
白い壁、青い雨戸、家の周りにはテラス、そしてアトリエ。
あの夏の日、アリーの語った希望通りに。

その家の事を新聞で知ったアリーは
ノアを訪ねます。
そしてようやく二人は結ばれるのだけど。
…アリーさん、何でもっと早く(せめて婚約する前に)来ないかな。

アリーは婚約者に、ノアとのことを告げます。
「僕には3つの選択肢がある。
ひとつ目は彼を殺す。
ふたつ目は彼を殴る。
そして三つ目は、君たちを許す。
だけどどれを選んでも君は戻ってこないんだね」
…いい人だ、婚約者。男前だし。

という具合に
老人が語って聴かせる物語はハッピーエンド(?)を迎えるのですが。

この老人と老女が、実はノアとアリーなのです。
家庭を築き、子どもと孫に囲まれる二人ですが
アリーは認知症で、もうノアのことをほとんど覚えていません。
ただ、自らが綴ったこの物語を聞き終えた時だけ
物語の主人公が自分たちであることを思い出すのです。
時の流れは残酷です。

「死ぬ時は一緒に逝きたい」と願った通り
ある朝、病室で寄り添ったまま息を引き取ったふたりが発見されます。
ああやっと、ノアはアリーをつかまえることができたのね、と
ひたすら愛し、尽くしてきたノアに涙が出ました。

女はかくも我儘で、男性を振り回すものなのかしらいつの世も、
(私は違いますよ、振り回したことなんて一度も!)
と思いつつ。

ノアとのことを反対され
「本当に彼を愛しているの!」というアリーに母親が言います。
「17歳の娘に本当の愛なんてわからない」と。
この物語の中では、結局これが「本当の愛」だったということに
なるのでしょうけれど。
やっぱりね、わが身を省みて
17歳じゃまだ人を見る目もないし、恋に恋するお年頃なのかも。
中にはちゃんと本当の愛を見つける人もいるのかもしれないけれど、
過去に戻って18の時の自分に
「そのオトコはやめておけ」と忠告したいワタクシでございます。
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Secre

プロフィール

まっくろくろすけ

Author:まっくろくろすけ
職業:病院職員、手話通訳
趣味:読書、パズル(特にナンプレ)
性格:真面目で硬そうに見えて
   実はだるだる
   しっかりしていそうで
   どこか抜けている
好きな言葉:
 「微力だけど無力じゃない」
 「過去と他人は変えられない。
  未来と自分は変えられる」
座右の銘:ケセラセラ
   (なるようになる)

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