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小さな通訳者

勤め先のクリニックには時々外国人の患者さんが来院します。
片言の日本語でなんとか意思疎通ができる人たちがほとんどなのですが
今日診察に来た8歳ぐらいの男の子のお母さんは
なかなか話が通じなくて困ってしまいました。

時間をかけて何とか話を聞き出したところ
解熱剤の使い方を間違えて使っていたことが分かりました。
正しい飲み方を指導しようにも日本語が通じないのです。

すると
患者である男の子がお母さんのお国の言葉で
一生懸命説明を始めたのです。
それを聞いて、お母さんはようやく分かったようで
その後は先生が男の子に説明をし
彼が理解したことを確認して
それをお母さんに伝えてもらう、という方法で
説明をしました。

彼自身、日本語を十分理解しているとは言い難い上に
高熱を出している患者さんなのです。
それでも自分が理解できない時は
「それは、〇〇ということ?」と先生に確認しながら
すごくがんばってくれました。

彼の小さな後姿を見ながら、ふと
聴こえない親を持つ聴こえる子どもたちも
こういう思いをずっとしてきたんだろうな、と
思ってしまいました。

手話や聴覚障害に関わりの少ない方々には耳慣れない言葉ですが
聴こえない親を持つ聴こえる子どものことを
「コーダ」といいます。
彼らもきっと、病院や学校の面談などで
このような通訳をせざるを得ない状況に立たされることが
少なからずあったのだろうと思います。
彼らの小さな背中にかけられた大きな責任のことを思うと
胸が痛くなります。

健気な小さな通訳者たちの負担を軽くするには
どうすればよいと思いますか?
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Secre

プロフィール

まっくろくろすけ

Author:まっくろくろすけ
職業:病院職員、手話通訳
趣味:読書、パズル(特にナンプレ)
性格:真面目で硬そうに見えて
   実はだるだる
   しっかりしていそうで
   どこか抜けている
好きな言葉:
 「微力だけど無力じゃない」
 「過去と他人は変えられない。
  未来と自分は変えられる」
座右の銘:ケセラセラ
   (なるようになる)

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